


★☆2つの鉱物の重なり合いが1つの宝石を創りあげる☆★
ガーネットに代表される「固溶体(2つ以上の固体が混ざり合った物質)」として生まれてくる宝石の中に、今回ご紹介する宝石のグループ「長石(フェルスパー)」があります。
「長石(フェルスパー)」グループといえば、知る人ぞしる「ムーンストーン」や「サンストーン」、「ラブラドライト」といった、表面に”シラー”や”ラブラドレッセンス”といった主に青白い光の「干渉」が見られる宝石。
この「干渉」という光の現象は、長石類の構造の特徴でもある「ラメラ互層」という、2つの鉱物が互い違いに何層にも何層にもまるでミルフィーユのように重なり合った構造の中で、光が反射することによって生み出される現象です。
「ムーンストーン」という石の名前が、乳白色に浮かぶ青白い光の美しさが、月の光の美しさに似ていたから名付けられた・・・というのは有名な話ですよね。
今回ご紹介のリングには、その長石グループの中でもちょっと珍しい、「アンデシンーラブラドライト」というそれぞれが単体で存在する2種類の宝石が相互に重なりあって一つの結晶を形作っている一品。 いわゆる乳白色のムーンストーンや、暗い地色を持つラブラドライト、鮮烈な赤色を呈すことの多いアンデシンとはひと味違った、透明度の高い母体に滑るように青白い炎が燃える、透き通るような美しい一粒です。 よ~く目を凝らしてみると、青や黄色の光の揺らめきの中に、層状の構造がうっすらと見ることもできます。
そんな常に色が生まれては消え、留まらない姿のアンデシン―ラブラドライトの輝きを支えるのは、膨らみのある流線型が印象的なアシンメトリーなリング枠。まるで月夜にぽっかりと海底から浮き出てきた幻の宝石を、波のうねりが今にも再び飲み込もうとしているかのような、躍動感のあるデザインがとても素敵な一品です。 ジュエリーの魅力は、造り手の創造力を呼び起こす宝石の神秘性と、持ち主の想像力をかき立てるデザインの独創性もその一つです。 あなたはこの青白い炎の揺らめきの中に、何を見出すでしょうか・・・?
ガーネットに代表される「固溶体(2つ以上の固体が混ざり合った物質)」として生まれてくる宝石の中に、今回ご紹介する宝石のグループ「長石(フェルスパー)」があります。
「長石(フェルスパー)」グループといえば、知る人ぞしる「ムーンストーン」や「サンストーン」、「ラブラドライト」といった、表面に”シラー”や”ラブラドレッセンス”といった主に青白い光の「干渉」が見られる宝石。
この「干渉」という光の現象は、長石類の構造の特徴でもある「ラメラ互層」という、2つの鉱物が互い違いに何層にも何層にもまるでミルフィーユのように重なり合った構造の中で、光が反射することによって生み出される現象です。
「ムーンストーン」という石の名前が、乳白色に浮かぶ青白い光の美しさが、月の光の美しさに似ていたから名付けられた・・・というのは有名な話ですよね。
今回ご紹介のリングには、その長石グループの中でもちょっと珍しい、「アンデシンーラブラドライト」というそれぞれが単体で存在する2種類の宝石が相互に重なりあって一つの結晶を形作っている一品。 いわゆる乳白色のムーンストーンや、暗い地色を持つラブラドライト、鮮烈な赤色を呈すことの多いアンデシンとはひと味違った、透明度の高い母体に滑るように青白い炎が燃える、透き通るような美しい一粒です。 よ~く目を凝らしてみると、青や黄色の光の揺らめきの中に、層状の構造がうっすらと見ることもできます。
そんな常に色が生まれては消え、留まらない姿のアンデシン―ラブラドライトの輝きを支えるのは、膨らみのある流線型が印象的なアシンメトリーなリング枠。まるで月夜にぽっかりと海底から浮き出てきた幻の宝石を、波のうねりが今にも再び飲み込もうとしているかのような、躍動感のあるデザインがとても素敵な一品です。 ジュエリーの魅力は、造り手の創造力を呼び起こす宝石の神秘性と、持ち主の想像力をかき立てるデザインの独創性もその一つです。 あなたはこの青白い炎の揺らめきの中に、何を見出すでしょうか・・・?
スペック | |
種別 | リフレッシュメントジュエリー(268419) |
コンディション | 良い |
素材 | Pt900/K18 コンビ |
使用石・カラット数 | メインストーン:アンデシン-ラブラドライト 2.25ct サイド:ダイヤモンド 合計 0.17ct |
サイズ | サイズ:12.5号 ※サイズ直しは、ご相談ください。 ・クラウン部(リングの頭の飾り部分) 縦の幅(a):約16.4mm(最大) 高さ(c):約9.1mm(最大) ・指なじみ部(指の腹にあたる部分) 幅(d):約2.6mm 厚み:約0.8mm |
重量 | 9.1g |
鑑定・鑑別機関 | 中央宝石研究所 ※リングの部分に、「ス」と呼ばれる非常に細かい鋳造の際の気泡が抜けた後があります。肉眼で見た際に、若干の金属部分の「曇り」のように見えます。 |